船形山から静かな森とマンサクの便り
平成25年3月17日、新しく見つけた静かなブナ林に行って来ました。
ここは、旗坂に車を停めて歩くこと数十分。
近いからこそ誰も立ち寄ろうとしないし、僕も訪れるのは2回目です。
でも、最初に偶然入り込んだ時に、
多分これから幾度となくここに来ることになるんだろうなぁ〜、って思った場所です。
昨日の土曜日は一日じゅう仕事。今日も朝から仕事。
でも、今日はお昼過ぎには体が空いて、午後からは自由時間。
一目散に家へ帰って着替えして、昼飯食べて、山に向かいました。
向かう先は決まっています。
12時半までスーツ着てネクタイ締めてましたけど、午後の2時半にはご覧の通り。
お気に入りのブナ林でコーヒータイム。
街中の人と雑音に囲まれたコーヒーショップとは、一味も二味も違う格別なコーヒーです。
まだ、小鳥の囀りも風に揺らぐ木の葉のざわめきも聞こえる季節ではありません。
静寂の森の、はるか上空を直線的に飛翔していったのは蒼鷹かなあ?
もうひと登りすれば、お手軽なスキーゲレンデ。
誰もいないから僕もスキーの練習が出来るって訳です。
すごくヘタクソだから誰かに見られるとカッコ悪いんで・・・。
マンサクの花が咲いていました。
花言葉は、霊感・ひらめき・直感・神秘・感じやすさ など、なんですって。
西洋では、魔女の榛(はしばみ)って言われているそうですね。
ハシバミとマンサクでは科が違うと思うんですけど、まあ神秘的なものって事でしょうね。
春に咲くカタクリとか草花はスプリングエフェメラルって言われ、
春の妖精なんて訳されたりしますが、こちらは魔女ですか?
残雪の中の色彩がない林に、魔女が「春になれっ!」ってふりかけた魔法の粉が
マンサクの花になるんじゃないのかなあ。
船形山もいよいよ春です。