船形山から綺麗な紅葉の便り

109日 「船形山のブナを守る会」年間行事としての船形山登山に参加してきました。

今回の登山は5月に行った「体験林業 除伐・間伐」の時の間伐材を薪として山頂避難小屋に荷揚げするのが第一の目的です。間伐材の乾くのを待ったということもあるのですが、この時期が山頂付近は紅葉の盛りですから、ついでに紅葉も楽しんじゃおうという思惑もあってのことです。

いつものように大和町の「まほろばホール」に朝7時に集合。常連の会の精鋭と初めて参加する方々含めて約30名の参加者が集まりました。私もここのところ仕事が忙しく、会の山行への参加は久しぶりだったのです。

登山口の大滝キャンプ場へ向かう林道の途中に間伐材を保管していた場所があるのですが、先行して軽トラックに荷積みしていたK代表の車に追いついたところ、軽トラックの荷台いっぱいに積まれた薪の山を見てびっくり!いくら人がいると言っても、これだけの量を運ぶのは大変じゃない???って感じです。

登山口で各自負担にならない程度の薪を担いで出発準備ですが、さすがに皆さん「今日は担ぐぞ〜〜!」って気合を入れてきただけあって半分持っていければ上出来なんじゃないか?と思ってた車の中での心配は無用のものでした。標高1000m前後の登山口周辺の紅葉はまだ先のようですが、ツタウルシなんかはもう赤くなっていて山頂の紅葉がかなり期待できそうです。

ここのところ泊まりの縦走などもしていなかったので、久しぶりに担ぐ重い荷物が肩にくい込むような感じで、最初の15分くらいが一番きつかったですね。しばらく歩くと重さも慣れてきて回りの景色を楽しむ余裕も出てきました。

(左の写真は山頂での私(右)と相棒管理人のK先輩)

 

 

 

山頂直下の急登では、潅木の間から見える三峰山から後白髪山、北泉ケ岳、泉ケ岳にかけて山腹の低木帯の紅葉がとてもよい活力剤となり、稜線まで一気に登りつめることが出来ました。稜線上のご来光岩についたとたんみんなから歓喜の声が上がりました。山頂にかけての紅葉の見事さは言葉に表しきれないほどだったんですよ!・・・ですからこのページをごらんの方には写真をご覧になってもらうことにしましょう。

山頂で食事をとり、まだ時間的に余裕があるようだったので帰りは蛇ケ岳から三光の宮経由でのコースを下ることにしました。蛇ケ岳稜線上から見る山頂付近の紅葉や湿原周辺の紅葉もとてもきれいで、しょっちゅう登っている私たちでもめったに見ることが出来ない最高の紅葉を満喫して来ることが出来ました。景色を楽しめたことと、緊急時の為の薪の荷揚げという仕事を終わらせたっていう充実感で心地よい疲れの体にしみわたる帰宅後の風呂上りのビール。これがうまいんだな〜!

展望台から薬師森(北コブ)を望む

御来光岩から山頂

蛇ケ岳稜線上から山頂

蛇ケ岳湿原


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