K氏、船形山登頂200回記念の便り


平成12年8月20日、大和町吉岡在住のKさんが、船形山登頂200回を記録しました。当日は、天候にも恵まれ、一緒に歩くのは小学校のとき以来という、娘のMちゃん(高2)も同行しました。

朝、家を出た頃には、山頂は雲に隠れ見えませんでしたが、けっこう低そうな雲だったので、多分上に行けば晴れているだろうと思わせる感じでした。K氏が今日200回の記念登頂だということは知っていたんですが、娘さんと一緒に登るということも聞いていたので、あえて時間の約束はしていなかったのですけど、ちょうど登り口の手前で一緒になったので、3人で登りはじめる事にしました。K氏は最初、鳥が好きで野鳥を追いかけているうちに山にも登るようになって、今に至っているというようなことも聞いたことがあります。私も家が近いこともあって、よくご一緒させてもらっていますが、鳥のこと、花のこと、動物のことなど本当によく知っています。私も初心者の人に知ったふりして話してますが、けっこうK氏から聞いた話も多いんです。

登り口からアブラゼミの鳴き声はうるさいくらいですが、呼吸をするときに感じる、空気そのものの暑さはそれ程でもなく、山の夏も終わりに近づいているんだなあと感じられます。船形山麓でも鈴沼のナナカマドは、紅くなり始めているそうですし、ナナカマドも実をつけ、ブナの実も茶色くなってきました。登るにつれ咲いている花も、ミヤマトリカブト、オヤマリンドウ、山頂付近にはシラネニンジン、ミヤマシャジン、ウメバチソウなど夏の終わりに咲く花です。これらの花が終わったら山はいよいよ秋です。そう言えば登山道脇にも、真っ赤なタマゴダケが出ていました。三光の宮では東側に雲海が広がり、標高900mくらいから上は快晴です。お昼にシャンパンで乾杯をし、K氏の200回登頂を祝います。K氏の仕事仲間の人たちも偶然一緒になり、山頂で記念撮影、宮城側はガスっていましたが、二口山塊方面は雲海、頭上は青空という風もなく、良い天候の中、K氏の200回登頂となりました。これからも、300回〜500回と元気に記録を伸ばしていただきたいと思います。
  
K氏とMちゃん                    私も入って3人で
   
仕事仲間の人たちと                     200回おめでとう


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千葉 文:B Chiba 
宮城県黒川郡大和町吉岡
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