船形山からイワナ放流の便り


7月16日

船形山山麓、**沢を詰めて最源流部にイワナ15尾放流してきました。
先週は、台風の影響で中止しました。  
15日の土曜日に、別チームに種となるイワナを集めてもらい、生かし魚篭に入れて隠しておいたのを回収して、上に運びました。
イワナは固形酸素をいれたビニール袋に入れ、 発砲スチロールの箱に氷を入れて水温が下がらないようにして ザックにしょいました。   F2の両岸はほぼ垂直で、登攀は無理のようだったので、 滝の50メートルくらい下流から、左岸の尾根に取り付き、 標高900メートルのラインをトラバースぎみに巻いて、沢床に降りました。
   
        高巻き前のS氏と私、まだまだ余裕です。

  尾根の直下には垂直の岩盤があり、ルートファインディングに苦労しながら、 どうにか稜線にでて、そこからが、約1時間の猛烈なヤブコギで、もうデロデロでした。
  上流部は、けっこうなだらかな流れで、これならイワナも楽に行き来が できそうな感じでした。イワナの姿は確認できず。 沢を約1時間詰めて、右岸から湧き水が流れ込んでいる ところに15尾全部放流しました。F2上流に釣りに入る人は、 まずいないでしょうから、ここが種沢となって、増殖すれば**沢の イワナはほぼ安定供給されると思います。
 
                  放流地点と、イワナ

船形山周辺も、森は減り、釣り人と砂防ダムは増えイワナの増殖が追いつかない状況になっているんじゃあないかと思います。私も、その釣り人の一人ですが、釣果にこだわっているわけではありません、その沢にイワナがいれば嬉しいし、食べる分はほんの少しでいいんです。釣りでも山菜採りでも、近所の人とかに、おすそ分けをする人がいますよね。私はそれって絶対止めたほうが良いと思うんです。そういう人って釣ること、採る事が目的で、釣果自慢・採取量自慢のように思います。自分で採りに行かない人のために、養殖の魚や栽培の山菜を 売っているのですから・・・

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千葉 文:B.Chiba
宮城県黒川郡大和町吉岡
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